コウノトリの性格!ヒナの時にかかりやすい病気と好きな食べ物は?

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赤ちゃんを運んでくるという言い伝えのある鳥“コウノトリ”の正体とは?

近年日本でも野生復帰で話題になったコウノトリの生態をご紹介します!

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コウノトリの生息地、特徴、似ている鳥、近縁種

コウノトリ1

出典:http://kounotori.org/

コウノトリ(Oriental White Stork)とは、コウノトリ目コウノトリ科の渡り鳥の仲間です。

基本的にはロシア極東部や中国東北部で繁殖し、中国の長江中中流域、台湾、韓国、日本で越冬しますが、中には年中同じ場所にとどまる個体もいるようです。

内陸の湿原、湖、沼、河川、水田などの中でも水と環境がきれいな土地に生息します。大きさは両翼を広げると2メートルほどで、体重は4~5キロ、立った状態の高さは100~110センチです。

頭から胴体までは白く、尻付近と羽先は黒いのが特徴です。くちばしは太くて黒く、足は暗い赤色をしています。

姿や形はタンチョウなどのツル類やアオサギ、シラサギなどのサギ類に似ているため、日本での絶滅後も誤った目撃情報が寄せられることがあったそうです。

しかし似ているとはいえ、特徴を抑えていれば色や大きさ、飛び方などで見分けることはできます。ツルは木には止まらずに地面に巣を作りますが、コウノトリは木の上に巣を作ります。

ツルは鳴き声をあげますが、コウノトリが鳴くのはヒナの頃だけで、大人になると“クラッタリング”で仲間とコミュニケーションをとるため鳴き声を上げることはありません。

ちなみに、クラッタリングはオスがメスに求愛する際や敵を威嚇する際にも用いられます。

そして、サギは飛ぶ際に首をS字に曲げて飛ぶのに対し、コウノトリは首をまっすぐにして飛びます。もう1種、国外に大変似た種類がいます。

それはシュバシコウとも呼ばれるヨーロッパコウノトリという近縁種です。コウノトリより体が小さいくらいで類似点が多かったため以前は同種別亜種とされていましたが、現在では研究が進み別種とされています。

ヨーロッパコウノトリはくちばしが黒ではなく朱色をしています。ヨーロッパコウノトリはヨーロッパに広く分布しており、その数は85万羽以上もいます。

“赤ちゃんを運んでくる”という言い伝えもヨーロッパコウノトリのストーリから生まれたものなのです。

伝説はドイツから広まったと言われており、細かい内容はいくつか説があります。

長年子どもが出来なかった夫婦がコウノトリの繁殖を始めたら夫婦も子どもを授かったという説や、コウノトリは良い子は背中に乗せて悪い子はくちばしにくわえて運んでくるという説や、寒さが厳しい冬の時期が過ぎて春になったらやってくるコウノトリを“暖かい恵みを運んでくる鳥”として例えて赤ちゃんを連れてきてくれるとなった説などがあります。



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コウノトリの希少性、食べ物、繁殖、子育て

コウノトリ2

出典:http://hasekururu6th.blog.so-net.ne.jp/

極東に分布しているコウノトリは、かつては日本や韓国でも繁殖していました。

しかし、農薬被害や巣作りする木の減少、生活環境の減少、エサであるフナやカエル、ヘビ、バッタ、ミミズ、そして大好物のドジョウの減少に伴って数が減少しています。

今では絶滅危惧種に指定されるほどで、世界中に1000~2500羽ほどしかいません。

その他にも日本の文化財保護法で「特別天然記念物」に指定されたり、絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律(通称、種の保存法)で「国内希少野生動植物種」に指定されたりと多くの人に守られながら種の存続を続けている状態です。

兵庫県の但馬地方がコウノトリで有名な事から兵庫県の県鳥にもなっています。コウノトリの繁殖は、一夫一妻制のペアで、巣作りから子育てまでを2羽共同で行います。

日本での繁殖の場合は、2月中旬からマツやシラカバなどの高木を見つけて枝や枯れ葉、羽毛を使って巣を作りはじめ、3月下旬~4月上旬に2~5個の卵を産みます。

約1か月の間、親コウノトリが交互に卵を温め続け、4月下旬~5月上旬にヒナたちがふ化します。

2か月ほど巣の中で親の愛情をたっぷり注がれながら育ち、6月上旬~7月下旬に巣立ちます。

卵の状態やヒナの時期は天敵に狙われやすく、その多くはカラスです。

日本におけるコウノトリの野生復帰

コウノトリ

出典:http://www.city.noda.chiba.jp/

昔コウノトリは全国的にも珍しい鳥ではなく、各地の水田で魚を食べているのを見かけたり、木の上に巣を見つけたりしていた。

しかし、農業の機械化や農薬の被害、河川のコンクリート化からエサがなくなり、住みかがなくなり、1971年にはついに日本における野生の個体は絶滅しました。

その後、ロシアからヒナをもらい受けて国内で飼育し、人工繁殖やコウノトリの研究はもちろんのこと、コウノトリが日本に野生復帰させるために国内の環境を整えるなど団体、住民、行政が一体となる活動がなされてきました。

具体的には、水田や河川の状態を人間の都合だけでなく生態系の観点から見て自然再生し、微生物や水生生物が住める環境を取り戻すこと、効率重視の農業を見直して持続可能な環境にやさしい農業にすることなどです。

その甲斐あって2005年には5羽のコウノトリを放鳥することができ、2010年までには合計で27羽の放鳥を成し遂げました。

今後も活動の成果が出て、日本の空にコウノトリが戻ってきてほしいですね。

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