元少年A手記「絶歌」購入者による内容ネタバレ完全版【第1部】

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絶歌第7話:原罪

ここで元少年Aは精神鑑定でも、医療少年院でのカウンセリングでも、誰にも打ち明けなかった20年以上隠し続けた秘密を内明かします。

元少年Aは取り調べの際に、猫を手にかけた時に初めて精通を経験したと語っていましたが、実はそれは嘘でした。

祖母の死をきっかけに、元少年Aは「死とは何か」と考え始め、死の正体を解明しようと、ナメクジやカエルの解剖実験を始めます。

とある日、元少年Aは亡くなった祖母の部屋に入り、押し入れを覗き込んだとき、祖母が使用していた電動マッサージ器を見つけます。

おもむろに元少年Aは電源を付け、そして自分の局部に電動マッサージ器を当てます。

そのとき、様々な感情が芽生え、元少年Aは精通を経験します。

元少年Aは、性と死が深く結びつくことで性的興奮を覚える特殊体質で、さらに祖母の部屋で事に及んでいるという罪悪感が加わり、気分は最高潮に達したと語っています。

それ以降、元少年Aは家族の目を盗んでは、この冒涜の儀式を繰り返します。

また、祖母と共に愛していた柴犬の「サスケ」が、祖母のあとを追うように亡くなります。

元少年Aはさらに死について考えるのです。

親友のダフネ君は、転校してきたばっかりの少年で、色白で目が細く、おかめのお面をかぶったような友人で、ひょうきんな性格により、すぐにみんなの仲に溶け込んだそうです。

ただ、元少年Aはダフネ君が無理をして道化を演じているのを見抜いていて、自分に何か共通する点を感じたのか、ダフネ君と仲良くなっていきました。

また、ここで初めて猫に手をかけた時の心情を語っています。



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絶歌第8話:断絶

元少年Aは猫を手にかけてから、その快楽を覚えてしまい、様々な猫を見つけては手にかけます。

最初は、死を理解するためという大義名分の元、行動に移していたそうですが、自身の行動が快楽を求めるためだと気づきます。

そして、欲望の対象は猫から人間へと移っていくのです。

1997年3月16日、元少年Aは公園で遊んでいた彩花さんを襲います。
絢香さんは、意識不明の重体で運ばれ1週間後に亡くなります。

一緒にいた彩花さんの友人も全治2週間の怪我をしました。

元少年Aは、自分の自身の中にある異常性に気づきはじめ、「懲役13年」という文章を書きます。

その文章を清書してもらうために、親友のダフネ君に彩花さんを手にかけた事は言わず、猫を手にかけていた事を告白します。

快楽の過程や手段も打ち明けます。

しかし、ダフネ君は衝撃的だったのか、学校で元少年Aの奇行の一部を言いふらします。

激怒した元少年Aは、ダフネ君を公園に呼び出し、決闘します。

決闘してダフネ君が怪我を負い、学校に先生に相談します。
相談された先生は、元少年Aが登校するのを待ちます。

生活指導の先生はなぜダフネ君を殴ったのか?と聞き、元少年Aも反論します。

結局、元少年Aの父親が学校まで引取りにきて、母親に頼み込み、元少年Aは中学校を休学することになります。

その十日後、元少年Aは淳君を手にかけました。

絶歌第9話:GOD LESS NIGTH

元少年Aは不登校中に犯行を実行し、被害者の一部を自分の家に持ち帰ります。
そして、自宅の風呂場でおぞましい行為をしたと語っています。

もちろん、一連の行動は母親が家にいない時に実行され、母親が帰宅後は、普通に母親の手料理を食していました。

翌日、ニュースでも報道された校門前に被害者の一部を置くという、猟奇的な行動に出ます。

一見間違った答えのように思えましたが、当時の元少年Aにとっては大正解だったようです。

さらに、酒鬼薔薇聖斗の名前を記したメモを残します。

酒鬼薔薇聖斗という名前は、元少年Aが小学6年生の頃に書いていた自作の漫画のキャラクターの名前だそうで、七三分けのザンギリ頭、瞳には色がなく、眉は薄く、口元には酷薄な笑みを浮かべ、プラスチック性の人形のような無機質ないでたちをしているキャラクターだそうです。

また、「翡翠魔孤」というキャラクター名もあり、酒鬼薔薇聖斗と翡翠魔孤で悩み、結果的には酒鬼薔薇聖斗の名前を名乗る事に決めたそうです。

絶歌第10話:蒼白き時代

1995年、元少年Aは阪神淡路団震災を経験し、その2ヶ月後に起きた地下鉄サリン事件を、ニュースなどで知ります。

大量に人が亡くなったこの2つの出来事は、元少年Aに価値観に大きな影響を与えます。

絶歌第11話:父の涙

元少年Aは父親について語ります。
父親は奄美諸島出身の男性で、身長160センチ前後のメッシュのような白くなった前髪に、浅黒い肌が特徴の父親でした。

奄美諸島は最愛の祖母の出身地でもあり、親族から犯罪者が出たという事で、奄美諸島に住む父親の親族にもマスコミが多数押しかけたそうです。

父親は昔から泣かない人で、元少年Aが逮捕されて鑑別所で面会した時も、少年院で面会した時も、母親が毎回泣き崩れていましたが、父親はきつく唇を閉じ、じっと何かを耐えているように見えたそうです。

そんな泣かない父親が涙を流したのは、元少年Aが父親と最後に会った日、2004年7月の下旬でした。

元少年Aを支援していた民間のサポートチームの計らいで、父親と共に、山奥のコテージで、二日間共に過ごしたそうです。

その時に、父親は元少年Aに「一緒に暮らさへんか?」と問いかけましたが、元少年Aは、もし一緒に生活している時に、ニュースなどで自身の事件が報道された時、みんなの表情が凍りつく事に、耐える自信がないから、少し離れたところから見守ってほしいと返答します。

コテージに戻った元少年Aは、ふと父親に語り始めます。

「幸せな5人家族やったのに、自分が生まれてきたせいで、こんな事になってしまった。父さんの息子で、本当にごめん。」

と、元少年Aは父親に、事件後初めて謝罪します。

そして、父親は声を殺して泣き始めます。

絶歌第12話:ニュータウンの天使

小学6年生の頃、元少年Aは淳くんを殴る騒動を起こし、担任の女性教師に怒られる事がありました。
元少年Aは、担任と共に淳くんの家に謝りに行きます。

家に帰ってから、当然母親になぜ淳くんを殴ったかを聞かれましたが、元少年Aは「先にちょっかいを出された」と返答します。

元少年Aは、まるで天使かと思わせるような淳くんが好きでした。

淳くんは、元少年Aを様々な意味で受け入れていましたが、元少年Aにとって受け入れられている事が「受け入れる事が出来なかった」と語っています。

元少年Aにとって、拒絶、否定される事が「生」を実感する事が出来るので、自分を受け入れている淳くんという存在に、元少年Aは恐怖に近い感情を抱きます。

結果的に、それが犯行の原因となったのかもしれません。

絶歌第13話:精神狩猟者

舞台は逮捕後に移りまして、元少年Aは須磨警察署から神戸少年鑑別所に移されます。

8月になると、精神鑑定が始まります。

精神鑑定を担当した老紳士を元少年Aはワトソンと呼んでいましたが、この異質なオーラを放つ精神分析医に、元少年Aは興味を持ちます。

精神鑑定が始まりますが、元少年Aは予想だにしない質問を、最初から受けます。

それは、核心を突く質問で、元少年Aにとって触れられたくない部分でした。

元少年Aの「性」に関する深刻な問題を、精神鑑定医を最初から質問してきたのです。

元少年Aの精神的な問題の根っこの部分を的確にスピーディに突いてきた精神鑑定医の老紳士は、まるで「精神狩猟者」のようでした。

絶歌第14話:咆哮

精神鑑定が始まって1か月がたったころ、突然父親と母親が面会に来ました。

母親と父親は、犯罪者に成り下がった元少年Aに対して、いつもと変わらず優しい言葉を投げかけてくれます。

しかし、とっさに元少年Aは「あんなに会わんて言うてたのに、何で来たんやぁ!」と、母親に向かって大きな声で叫びます。

そして、早く帰れと促します。

両親が帰ってから、元少年Aはなぜ叫んでしまったのだろうと後悔し、母親にもう一度会って、謝りたいと思いました。

鑑別所の職員に頼み、3日後、再び母親と面会をする事になりました。

面会時、元少年Aは母親に謝罪し、母親も本音をぶつけてくた息子の態度に嬉しさの感情を抱いていました。

世間一般的には、元少年Aは母親の愛情を注がれる事がなかったと言われていますが、元少年Aは母親から愛され、そして今でも母親が好きだと言っています。

絶歌第15話:審判

1997年10月17日、神戸家庭裁判所で、元少年Aの処分が言い渡されました。

裁判官は「君を医療少年院に送致します」と告げました。

元少年Aは、神戸少年鑑別所から東京にある関東医療少年院へ移されました。

この日から、元少年Aは本格的に「更生」の道を進みます。

>>第二部へ続く

元少年Aの父親と母親による手記

元少年Aの父親と母親は、2001年に手記を出版しています。
元少年Aとの生活の日々が記されています。

元少年Aの父親と母親による手記の楽天市場ぺージはこちら

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19 Responses to “元少年A手記「絶歌」購入者による内容ネタバレ完全版【第1部】”

  1. 名無しの田吾作 より:

    すでに生きながら神話と伝説の人となった元少年a氏よ、絶歌は異色の大ベストセラーとなった。惜しむらくは、医療少年院の6年間の更生教育の内容がほとんど語られていないと言われている。残念だ。絶歌の核心が欠如しているのだ。願わくは絶歌2を書いて読者の要望に応えてもらいたい。そして少年犯罪の防止に努めてもらいたい。それこそがa氏の生きる目標なのではないか。何よりの反省の証になるのではないか。

    • 匿名 より:

      本当に反省してるなら本なんか書かないって。
      遺族の立場になって考えたらわかる。
      あなたも欠如してるよ。

  2. 名も無きものより より:

    日本少年犯罪史上に名を記すことになった、元少年a氏彼の名は永遠に不滅であります。彼の起こした怪事件から我々は多くの教訓を学ばなければなりません。そしてこの様な口にするのも幅かられる様な、おぞましい事件をにどとおこしてはなりません。それには彼を一方的に叩くだけではダメです。彼に言い分を十分に語らせ教訓を得る事です。盗人にも三分のりあり、殺人にも一分の半分ほどの利があるかもしれません。彼は悪の闇の負の資料ではありませんか。犯罪学の重要研究材料です。絶歌を大いに読んで研究にやくだてよう。

    • 匿名 より:

      印税の全額被害者に支払うのならありじゃない。
      結局悪いものが得をすることなんか一銭もあったらあかん。

      • 匿女 より:

        印税は差し押さえで遺族に支払われるらしいですよ。1億4000万の支払い義務があるそうです。

  3. 名も無き変人より より:

    意味不明のタイトル絶歌とは?読者に色々考えさせるつもりだろう。もっと簡明にわが犯罪の記とか償いきれぬ罪とかいう題名ならばこれほどの反発歯なかったろうに。なるべく話題性に富むよう考えたのか、これも戦略の一つなのか、狙いは当たって、広告効果抜群です。絶歌は絶好調の歌になりつつあるようです。おそれいりました。

  4. 名無しの法学部生 より:

    元少年Aの感情をもっと理解して実感したい。

    しかし猟奇的殺人の判例をいくつも読み内容を理解するたびにドキドキして胸の高鳴りを抑えられない自分が最近少し怖い。

  5. 元少年A手記「絶歌」購入者による内容ネタバレ完全版【第1部】 | 日刊☆なんでもトピックス! より:

    […] す。 すでに生きながら神話と伝説の人となった元少年a氏よ、絶歌は異色の大ベストセラーとなったのです。 [引用元] 元少年A手記「絶歌」購入者による内容ネタバレ完全版【第1部】 […]

  6. 犯罪者を恐れながら生きる者 より:

    少年Aの犯罪の内容を改めて読みましたが、こんな快楽犯罪者が世の中にいると思うと恐ろしくて道を歩くのもちょっと怖くなります。真面目に生きている側がビクビクしながら生活しているのに犯罪者が更正されたとはいえのうのうと生きているのはやはり許しがたい。

  7. 匿名 より:

    主さんへ文章の指摘。

    >1997年3月16日、元少年Aは公園で遊んでいた彩花さんを襲います。 
    絢香さんは、意識不明の重体で運ばれ1週間後に亡くなります。

    >GOD LESS NIGTH
    NIGHT

  8. 一国民より より:

    酒鬼薔薇事件で初めて快楽殺人というのを知りました。猫や人を殺す事が最高の趣味であり快楽であるとは、どういう事でしょう。全く理解できません。殺人という人間界で最大のタブーが快楽であるとは、彼らは人間の姿をした魔物であり悪霊であるとしか言えません。なんでこのような人間がいるのか、ただ恐ろしや、もしかしたらこのようなサイコパスがあなたのいや私の近所に住んでいるかもしれません。見分ける方法はないのか、誰か教えてくれ!元少年aは真人間に本当に更生出来たのか心配です。

  9. 匿名 より:

    自分の息子がこんな奴に殺されてこんな本を出されたと思うと…

  10. 匿名係長 より:

    我々も普通の人間として定期的に快楽のために夜の営みを行う。精通や快楽のために殺人犯す人間は、快楽を放棄できるのだろうか? このような人間は社会から追放するべきな気がしてならない…
    ってかそもそも日本の少年刑が軽すぎる

  11. 名も無き者 より:

    最近、うちの近所で猫の変死体が多く見つかっているらしい。
    絶歌が発売されたと同時だ。
    噂ではうちの近辺に住んでいるとの情報も…
    更正したんだよね?

  12. 無名より より:

    少年法を改正すべきだ。成人なら無期懲役、死刑に相当する凶悪犯罪を犯しても少年ナラ罪に問われない、あまりにひどすぎる。少年法も軽犯罪二だけ適用すべきだ。被害者の立場では相手が少年でも成年でも被害二変わりはないではないか。法は悪人のためではなく善人の為にあるべきではないか。さかきばら生徒を増長させるな!

  13. 大岡越前 より:

    少年法の改正=事件の重大性も考慮すべき

  14. もあ より:

    少年Aはずっと中2病ですね。
    殺人こそ犯しましたが、全体的には目立ちたがりの凡人のように思います。
    変態と思われたいから全部やってるのでしょう。滑稽です。学生時代こういう奴何人かいましたよ。

  15. とあるメガネ より:

    第二部がないのが非常に残念です。
    第一部だけ読んで批判する人が多いです。
    本当に元少年Aが書きたかったのは第二部じゃないんでしょうか。

    • ようつべトレンド管理人 より:

      第二部ありますよ!
      サイトマップ見ていただければわかると思います。

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