阿波踊りの掛け声の種類や意味を詳しく紹介!

この記事は約3分で読めます。

 

阿波踊りは、徳島県を代表する伝統的な祭りで約400年もの歴史があります。

またテーマパークや商業施設などの様々なイベントなどで伝統芸能としてキャスティングされるものが阿波踊りです。

その阿波踊りを盛り上げているのが、元気の良い掛け声ですよね。

そのような阿波踊りの中で、よく聞かれる掛け声の種類や意味などについてご紹介しますね。

スポンサーリンク

阿波踊りの中の掛け声

阿波踊り

flickr photo by na0905

阿波踊りの掛け声の中には「囃し言葉」という長い歌詞のものもあります。

「踊る阿呆にみる阿呆、同じ阿呆なら踊らにゃ損々」という有名なフレーズがありますが、これも囃し言葉の一つです。

阿波踊りにはその他にもいろいろな掛け声があるのですが、それぞれに由来がありその言葉からも阿波踊りが歴史の中に生きてきた祭りであるということがわかります。

そのような掛け声をみんなで言うことで、一体感を感じられ熱くなれますよね。



スポンサーリンク


阿波踊りの掛け声の種類とその意味

踊る阿呆にみる阿呆、同じ阿呆なら踊らにゃ損々

意味は、どうせみんな阿呆なのだから踊っている人も見ている人も、どちらにしても踊ったほうが得だという意味です。

これは、全国的にもある囃子言葉としては有名なものの一つです。
京都の豊年踊りにこの由来があるそうです。

それが、流行して徳島に伝わってきたものだということです。

エライヤッチャ、エライヤッチャ、ヨイヨイヨイヨイ

エライヤッチャの意味は、偉いという意味ではなくて「大変なことなんだが、大丈夫だ!」という関西弁での意味だそうです。

少し意味としては、複雑ですね。

ヤットサー

踊りの始まりと途中には、ヤットサーと呼ばれる掛け声がよく聞かれます。

そして、ヤットサーと誰かが声をあげると「あ、ヤット、ヤット」と阿波踊りの習わしとして返すようになっています。

ヤットと言うのは、徳島の方言では久しい間という意味を表します。

そしてこれは、「やっとかめ」という名古屋弁に通じるもので、久しぶり、お元気ですかという意味があるようです。

新町橋まで行かんかこいこい

この言葉は、歴史的な由来が強いものです。

危機的状況に徳島藩があった天保の期間に民衆の不満が募っていた時期がありました。

そのため徳島藩は、民衆の反乱を恐れ城下町内に阿波踊りを閉じ込めようとしたのです。

それに反発した民衆が、声を揃えて「新町橋まで行かんかこいこい」と一種の抗議行動で、橋を目指す行動を起こしたことに関係した言葉です。

新町橋というのは、内町と外町に徳島城下を分ける新町川に架かる橋のことです。
このような歴史的な背景があり、その名残の掛け声です。

笹山通れば笹ばかり 石山通れば石ばかり 猪豆喰うて ホーイホイホイ

本来の意味としては、「大谷通れば石ばかり、笹山通れば笹ばかり」と歌われました。

この囃子ことばの由来は、農耕儀礼で豊作を祈って実施されていたイノシシ追いの歌から始まっています。

おまじないとしてイノシシを追い払う時に歌っていたものでした。
昔は、笹が佐古山には多くあり大谷には石ばかりだったということです。

そして現在でも地元の阿波踊り連は、地名を入れて「佐古山通れば笹ばかり、大谷通れば石ばかり」と囃しながら踊っているそうです。

文豪の太宰治も、お伽草紙という短編小説集の中に、この詩を阿波の俗謡として引用していますので、阿波踊りの囃し言葉としてその当時も有名だったのでしょうね。

まとめ

阿波踊りを楽しむことも魅力の一つなのですが、このような掛け声に注目するというのも阿波踊りの魅力をより奥深く知ることができますよ。

意気のよい掛け声が徳島の街に響き、一緒に思わず声を出してしまいたくなるような阿波踊りは、民衆娯楽の醍醐味ですよね。

どこか親しみやすい阿波踊りの雰囲気が背景となり、今も祭りとして発展しているものです。

スポンサーリンク

この記事があなたの暇つぶしに少しでも繋がったら拡散お願いします!

この記事を読んだ方は以下の記事も読んでいます。

スポンサーリンク

コメントを残す